*英語表記* miniature duchshund
*原産国 * ドイツ
*サイズ * 小型犬
*グループ* ダックス
*主な性格*
明るく遊ぶのが大好きで、抱っこの好きな甘えん坊なところがあります。友好的で落ち着きもあります。ただ、元々が猟犬であったために、反応性が高く、初めて会う相手やドアホンなどの物音に興奮して吠えやすい性質を持っています。吠えをコントロールするためにしっかりトレーニングをすることが大切です。
体高 生後15カ月を経過した時点で胸囲35cmを超えるのが理想
【ダックス:胸囲35cmを超える】【カニヘンダックス:生後15カ月を経過した時点で胸囲30cm以下】
体重 4.5~4.8㎏
【ダックス:9~12㎏】【カニヘン:3.2~3.5㎏】
毛色 レッド・クリーム・イエロー・チョコレート&タン・ブラック&タン・チョコレート・ブラック・ダップル・ブリンドル・シェーデッド-クリーム
【ワイヤーダックス: おもにワイルドボア・デッド-リーフ 他】
*飼い方*
小さいですがとてもスタミナのある犬種であり、肥満にさせると腰に負担をかけ椎間板ヘルニアを発症しやすいリスクが高まります。なので毎日朝夕20分程度の散歩を欠かさないようにしましょう。また、ロープのおもちゃを使う引っ張りっこなどの遊びも喜びます。
子犬の頃から飼うようであれば飼い主さんの指示に従って興奮や吠えをコントロールできるようにしっかりトレーニングすることが大切です。また、いろんな人や犬と触れ合わせ社会化を促すようにしましょう。
体格的に特に気をつけたい病気に椎間板ヘルニアがあります。肥満になると発症するリスクが高まるので毎日の食事に気をつけた方が良いでしょう。またフローリングなどの滑りやすい床材だと、日常的に走り回ると腰に大きな負担がかかります。わんちゃんの生活スペースは滑りにくいい床材を選びましょう。同時に大きな段差もなくす、高いところから飛び降りをさせないなどの注意が必要です。
毛質によってお手入れの仕方も異なります。
ロングヘア―ドであれば、獣毛ブラシで週1~2はブラッシングをしましょう。換毛期になると下毛が大量に抜けます。必要に応じてシャンプーやトリミングを行いましょう。
スムースヘアードであれば、週に1~2回はグルーミングをしてあげるといいです。
ワイヤーヘアードであれば、週1~2はブラッシング・コーミングをします。必要に応じてトリミングを行いましょう。口元は食べかすが付きやすいので食事のあとは汚れがあれば軽くふき取りましょう。
*気をつけたい病気*
椎間板ヘルニア(背骨の間のクッションである線維輪が外れて中身の髄核が飛び出たり、外側に膨らんだりすることで、足や腰、内臓などに麻痺や痛みが生じる病気)・てんかん・乾性角結膜炎(ドライアイ)・中耳炎・外耳炎
※全てのダックスに起こるわけではなく、ダックス特有の疾患でもありません。